日本エム・ディ・エムはMaterialise社と人工股関節置換術に使用する患者毎の手術器械に関して取引契約を締結

IR企業情報

■手術器械を導入し、多様化する顧客ニーズへ対応

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は27日引け後、Materialise社(本社:ベルギー Leuven)と3D技術を用いた人工股関節置換術に使用する患者毎の手術器械(PMI:Patient Matched Instrument)に関して取引契約を締結したことを発表した。

 この製品がターゲットとする人工股関節市場は、約600億円で整形外科市場の中で最も大きな市場である。この手術器械を導入し、多様化する顧客ニーズへ対応することにより、中期経営計画の注力製品である人工股関節製品の販売拡大に寄与すると見ている。

 Materialise社の設立は、1990年で、従業員数は、1200名。バイオメディカル、臨床分野における医療用画像処理や手術シミュレーションの提供及び、顧客のプロトタイプ製造や医療分野におけるニーズに対してユニークなソリューションを開発している。また、医療、自動車、航空宇宙、芸術、デザイン分野などの分野におけるAdditive Manufacturing(付加製造)ソフトウェアソリューションサービス及び3Dprintingサービスの提供も行っている。

 日本エム・ディ・エムでは、2017年からPMIを順次販売していく予定。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る