ミロク情報サービスが後場急伸、第1四半期は売上高11%増加し営業利益60%増加

銘柄

■クラウドサービスの拡販進み、サブスクリプション型へ徐々に移行

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は7月29日の14時に第1四半期(2022年4~6月)の連結決算を発表し、株価は発表直後から急伸、14時40分を過ぎて11%高に迫る1519円(148円高)まで上げて活況高となっている。1500円台は、取引時間中としては今年3月3日以来、約5ヵ月ぶりになる。

 第1四半期(2022年4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比11.1%増の97.16億円となり、営業利益は同60.0%増の15.03億円となるなど、各利益とも6割台の増加となった。

 この期は、クラウドサービスの拡販に加え、オンプレミス製品の提供形態を、一括で売上が計上される売切り型から利用期間に応じて売上計上されるサブスクリプション型へ徐々に移行しており、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換に伴う更なる収益性の改善を目指している。新イメージキャラクターとして、ホラン千秋さんを起用した。

 3月通期の連結業績予想は据え置き、売上高は前期比6.0%増の388億円、営業利益は同0.2%増の48億円。営業利益は通期予想の31%の進ちょく率となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る