石油資源開発が一段高、産油国の減産観測を受け配当狙いの買いなど触発される

石油コンビナート

■9月中間配当を前期の25円から110円に見直し期末配当も110円に

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は8月23日、一段高で始まり、取引開始後は3960円(190円高)まで上げて連日2015年以来の高値に進んでいる。サウジアラビアの石油エネルギー担当相の予想として産油国が原油減産に動く可能性が伝えられたほか、8月初旬に年間配当を前期の1株50円から220円へと大幅な増配を発表しており、9月中間配当を追求する買いが増えてきたとの見方が出ている。

 8月9日、大幅増配を発表し、今期・2022年9月中間配当は前期の1株25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直し、3月期末配当も前期の25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直した。株価に対する単純利回りは5%超になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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