【株式市場】日経平均は165円高、後場一段と強含み6日ぶりに上げる

◆日経平均は2万8479円01銭(165円54銭高)、TOPIXは1976.60ポイント(9.42ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億645万株

 8月25日(木)後場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東証プライム)が一段ジリ高となり、前引けは小安かった信越化学<4063>(東証プライム)は次第に堅調に転換、ソニーG<6758>(東証プライム)も中盤からプラス圏に浮上など、日経平均の高寄与度銘柄が強い印象で、三井住友FG<8316>(東証プライム)などのメガバンク株も一段強含んだ。日経平均は167円高で始まり、電力株などはダレ模様になったものの、14時過ぎに221円24銭高(2万8534円71銭)まで上げ、大引けも上げ幅を保ち6日ぶりに上げて終った。

 後場は、タムラ製作所<6768>(東証プライム)が一段高となり、現行のケイ素系素材に代わる酸化ガリウム素材によるパワー半導体への期待などで4日ぶりに高値を更新。第一生命HD<8750>(東証プライム)などの保険株にも一段ジリ高の銘柄が見られ、岡野バルブ製造<6492>(東証スタンダード)は原発関連のなかで強さが目立ち大引けまでストップ高。アサカ理研<5724>(東証スタンダード)、アミタホールディングス<2195>(東証グロース)は金属リサイクル拡大政策を受け急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は9億645万株(前引けは4億7683万株)、売買代金は2兆222億円(同1兆611億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1243(前引けは1245)銘柄、値下がり銘柄数は512(同498)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、医薬品、保険、金属製品、その他金融、ガラス土石、倉庫運輸、鉄鋼、精密機器、建設、海運、空運、サービス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る