アマテイが18%高、新商品の「木割れ最強釘」報道を受け大阪万博向け需要が膨れたとの見方

銘柄

■今期は営業利益2.9倍など大幅回復を見込む

 アマテイ<5952>(東証スタンダード)は9月16日、急伸相場となり、取引開始後に18%高の147円(22円高)まで上げた後も強い相場を続け、午前11時にかけては15%高の144円前後で推移。今年2月10日以来、約7か月ぶりに年初来の高値を更新している。釘(クギ)製造の総合大手で、新商品の「木割れ最強釘」(杉対応)が9月15日の「神戸新聞NEXTひょうご経済プラス」に掲載されたとの発表などを受け、木材高騰、国産材の使用拡大、大阪万博に向けた需要増への期待が膨れたと見られている。

 第1四半期連結決算(2022年4~6月)は営業利益が収支均衡で経常利益、純利益は小幅赤字だったが、23年3月通期の予想は営業利益90百万円(前期比2.9倍)、純利益は黒字転換の40百万円の予想としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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