エーザイは世界初の早期アルツハイマー病治療剤に期待が集中し連日ストップ高

■「アデュカヌマブ」2020年の早い段階で新薬承認申請を予定

エーザイ<4523>(東1)は10月24日、買い気配のまま2日連続ストップ高の7534円(1000円高)に貼り付き、24日は11時にかけてまだ売買が成立していない。

 早期アルツハイマー病の治療薬候補として臨床試験中の化合物「アデュカヌマブ」について、バイオジェンと共同で米国食品医薬品局(FDA)との協議に基づいて、新薬承認をめざすと22日付で発表。「2020年の早い段階で新薬承認申請を予定」などとしたため注目集中となっている。

 アデュカヌマブが承認された場合、本剤は早期アルツハイマー病の臨床症状悪化を抑制する最初の治療剤となるとともに、アミロイドベータ(Aβ)の除去が臨床上のベネフィットをもたらすことを実証する世界初の薬剤とになるとした。(HC)

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