星光PMC急続伸、増額と好材料でストップ高の京写型相場に発展も

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チャート2 業績好調と好材料を内包する星光PMC<4963>(東1・売買単位100株)は、54円高の989円と前々日の19円高、前日の4円高を上回る3営業日続伸となって出直り色を強めている。

 前週末、今12月期・第2四半期を上方修正し営業利益でみれば1億9400万円増額の6億2400万円と前年同期比5.0倍増益と好調。コスト削減、化成品の収益拡大による。通期(15年12月期)については触れていないが、通期予想の営業利益10億円に対し増額後の第2四半期が進捗率62.4%と高いことから通期上振れの可能性はそうとう高いとみていいだろう。

 マーケットでは、「セルロースナノファイバー実用化接近という材料を持っている。業績がよく、画期的な材料があるということでは連続ストップ高している京写(6837)と瓜二つといえる。全般相場の上値が重いだけに好業績材料株への注目度は強まるだろう」(中堅証券)。年初来高値は1140円(5月12日)だが、セルロースナノファイバーが現実化すれば2000円相場の可能性を含んでいる銘柄ではなかろうか。

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