【株式市場】日経平均は朝方の122円安から切り返し81円高、円安関連株や商社、保険株など高い

東京証券取引所

◆日経平均は2万7902円11銭(81円71銭高)、TOPIXは1950.72ポイント(2.82ポイント高)、出来高概算(東証プライム)4億9969万株

 12月6日(火)前場の東京株式市場は、NY株の反落に対し為替が再び円安となったことなどを受け、ホンダ<7267>(東証プライム)やファナック<6954>(東証プライム)などが堅調に推移し、中国でゼロコロナ封鎖を一段緩和する観測などを受け住友商事<8053>(東証プライム)などの商社株、商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株もしっかり。日本製鉄<5401>(東証プライム)も高い。日経平均は取引開始直後の122円09銭安(2万7698円31銭)を下値に切り返し、午前9時30分頃からは小高い相場となり、前引けもしっかりで前日比続伸基調となった。

 第一生命ホールディングス<8750>(東証プライム)が出直り大学ファンドによる買いを期待の見方。テモナ<3985>(東証プライム)はサブスクリプション課金がスポーツ用品やクルマの世界などにも拡大する傾向など言われ再び急伸。ダイコク電機<6430>(東証プライム)は業績・配当予想の増額修正など好感され一段高。ジェイ・エスコムホールディングス<3779>(東証スタンダード)は業務提携など好感され2日連続ストップ高。新東<5380>(東証スタンダード)は12月末の株式分割を買う動き再燃とされ急反発しストップ高。ピアズ<7066>(東証グロース)は資本業務提携など好感され急反発となりストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億9969万株、売買代金は1兆3105億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は726銘柄、値下がり銘柄数は1017銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、保険、鉄鋼、海運、銀行、卸売り、その他製品、電力ガス、繊維製品、建設、非鉄金属、不動産、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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