ベルグアースは次第に持ち直し堅調、新株発行による「希薄化」の影響ほとんどなく植物ワクチンなどへの期待強い様子

■調達資金2億8190万円は野菜苗生産設備、研究設備などに

 ベルグアース<1383>(東証スタンダード)は1月25日、朝方の2945円(18円安)を下値に切り返し、後場は2966円(3円高)でスタート。再び1月10日につけた2018年1月以来の高値3010円に向けて出直る相場となっている。1月18日に発表した第三者割当による新株発行(手取概算額2億8190万円の資金調達)による「希薄化率」(株式需給のゆるみ)は7.87%と開示されているが、株価は発表後ほとんど下げていない。このため、投資家の期待度は強いと見られている。

 新株発行による調達資金は野菜苗生産設備、研究設備などへの投資などに充当し、独自種子の開発、植物ワクチン開発及びワクチン苗の普及などを進めるとした。2022年10月期の連結業決算では各利益とも会社予想を上回り、今期・23年10月期は完全黒字化を計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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