23日上場の日本ナレッジは買い気配のまま公開価格の45%高(午前10時35分現在)

株式市場 IPO 鐘

■ソフトウエア開発の各工程における検証や受託開発、テンプレート販売など

 3月23日新規上場となった日本ナレッジ<5252>(東証グロース)は、買い気配で始まり、取引開始から1時間半になる午前10時30分を過ぎても買い気配のまま2175円(公開価格1500円の45%高)となっている。まだ初値はついていない。

 「検証事業」では、ソフトウエア開発の各工程において、テストの設計及び実行から改善提案に至るまで、顧客企業のソフトウエア品質向上のためのサービスを提供している。

 「開発事業」では、ERPシステム導入カスタマイズの受託開発、業種テンプレートの販売・保守、セキュリティ製品の販売・保守などを行い、特に業種テンプレートの主力製品である「PowerSteel」・「PowerCubic」の販売や受託開発は堅調に推移。また、セキュリティ製品についても、セキュリティに関する意識が高まる中で、自治体や大手企業からの引き合いが増加しつつある。設立は1985年10月。

 業績見通し(2023年3月期・個別、会社発表)は、売上高を34.57億円(前期比7.0%増)とし、営業利益は1.80億円(同36.4%増)、経常利益は1.68億円(同22.6%増)、当期純利益は1.10億円(同17.0%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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