壱番屋は今期も増益予想の好決算と自社株買いなど好感され高値に向けて出直る

■連結営業利益は前期26%増となり今期は19%増を見込む

 カレー専門店を全国展開する壱番屋<7630>(東証プライム)は4月6日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高の5110円(175円高)まで上げ、年初来の高値5120円(2023年3月29日)に迫っている。5日15時30分に2023年2月期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)、中期計画の見直しを発表し、好感買いが先行している。

 23年2月期の連結営業利益は前期比26.5%増の36.13億円となり、今期・24年2月期の予想は19.0%増の43億円とした。21年2月期を底に回復が続く見通し。

 また、自社株買いは、取得株式総数2万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.06%)、取得総額1億3000万円を各上限に、2023年4月6日から同年6月29日まで実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る