住友ファーマが再び出直る、開発中の抗がん剤と白血病剤に期待強まる

■12月初旬に米国血液学会で発表する予定、材料含みに

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は11月21日、取引開始後に8%高の641円(48円高)まで上げて再び出直る相場となっている。11月30日付で早期退職を実施するほか、12月初旬には米国血液学会(ASH:American Society of Hematology)の2024年年次総会(開催時期:12月7日~12月10日、サンディエゴ)で開発中の抗がん剤と白血病剤について発表すると開示済みで、期待が強まりやすい情勢になっている。

 米国での発表は、開発中の抗がん剤nuvisertib(TP-3654)と、再発または難治性の急性白血病を対象としたメニン-MLLタンパク質結合阻害剤enzomenib(一般名、開発コード:DSP-5336)に関する最新の臨床データ。総会では、開発をさらに支持する新たなデータを共有できるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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