阪神内燃機は政府の「水素戦略」と水素エネ活用関連株とされストップ高、2日連続急伸

■国内初のメタノール燃料タンカー手掛け連想買い波及の見方

 阪神内燃機工業<6018>(東証スタンダード)は4月7日、2日続けて大幅高となり、午前10時30分にかけてストップ高の1680円(300円高、22%高)まで上げ、あとそのまま買い気配となっている。次世代エネルギーに水素の活用を促進する政府の「水素戦略」を受け、このところジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)などが水素エンジン開発への取組などへの期待から連日急伸しており、阪神内燃機にも水素エネ関連株として思惑買いが波及したと見られている。

 同社は3月24日に「国内初のメタノールを燃料とする内航タンカーの建造を決定」と発表しており、環境対応型のエンジンでは存在感のある銘柄との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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