カナモトが九州地区の連結子会社2社を11月に合併へ

■ニシケンと第一機械産業、九州における更なるシェア向上など図る

 建機レンタルの大手カナモト<9678>(東証プライム)は4月3日開催の取締役会で連結子会社間の合併を決議し、2023年11月1日(予定)を合併期日として、連結子会社である株式会社ニシケン(福岡県久留米市)と、同じく第一機械産業株式会社(鹿児島県鹿屋市)の合併を行うと発表した。ニシケンを存続会社とする。

 ニシケンは、建設機械・仮設資材・基礎解体機械のレンタル業務や販売を九州一円で展開しており、福祉用具・介護用品のレンタル業務や販売については九州から関東まで展開している。また、第一機械産業は、九州南部を中心に建設機械のレンタル業務や販売を行っており、種子島や奄美大島にも営業網を持っている。

 カナモトのグループ企業戦略の一環として、事業運営及び業務の効率化による共通コストの低減と、資産の効率的運用を促進し、九州における更なるシェアの向上と収益力強化を図るため、本合併を行うこととした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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