ディスコが急伸、3月決算で営業利益21%増加し初の1100億円乗せなど好感

■首相の半導体など保護する行動計画も買い材料に

 ディスコ<6146>(東証プライム)は4月21日、飛び出すように急伸して始まり、午前9時30分過ぎには13%高の1万6450円(1860円高)まで上げ、約3週間ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新している。20日の16時に3月決算(2023年3月期)を発表し、連結営業利益は前期比20.7%増の1104億円となり初の1000億円台に乗った。最高益などが好感されている。また、この数日は、首相がG7参加国の経済関係者の会合で半導体や希少金属の保護に向けた行動計画を打ち出す姿勢を示したとされて半導体株の値動きが活発化しており、これに上乗せの買い材料になった。

 今期・24年3月期の業績予想については、需要予測が困難なため「1四半期先までの開示」としたが、第1四半期(4~6月期)の出荷額は622億円の予想としたため、第1四半期は好調と見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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