ペットゴーが再び一段高、決算説明会の「書き起こし」で好業績を再認識

業績でみる株価

■決算発表後に急伸し値動きの軽さに注目集まる

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は11月22日、再び上値を追う相場となり、12%高の1241円(137円高)まで上げて上場当月の2022年4月以来の1200円台に進んでいる。注目材料としては、第2四半期決算説明会の「内容書き起こし」を18日に同社ホームページに掲載したことが言われており、好業績への注目が再び強まる形になった。第2四半期の決算発表は11月9日で、株価は翌10日からストップ高を交えて急伸。このときに値動きの軽さが目を引いたようで、投機資金の流入を期待して買い直す動きも出ているようだ。

 ペットヘルスケア事業を展開し、第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)は営業利益、経常利益、四半期純利益とも期初から継続している3月通期業績予想を上回った。売上高、営業利益ともに過去最高を記録。「書き起こし」では、営業利益については値上げにかかわる一時的な要因が寄与したとし、D2Cブランドへの戦略投資を増強していくため、通期予想は変更しないとしたが、株式市場での期待は強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る