パナソニックHDはトヨタと合弁の電池企業の動向に期待強まり高値を更新

■PPESがトヨタ向け電池資源を一括調達とされ注目強まる

 パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)<6752>(東証プライム)は4月25日、一段と上値を指向する場面を見せ、一時1320.0円(31.0円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新している。トヨタ自動車<7203>(東証プライム)と共同出資するプライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)が「トヨタの電池資源を一括調達」(4月24日付の日経産業新聞)と伝えられ、期待材料視された。終値で1300円台に乗れば2022年11月以来になる。

 PPESへの出資比率はトヨタ自動車グループ51%、パナソニックHDグループ49%。設立は2020年4月。報道によると、「トヨタは2026年までに年150万台のEV販売を掲げ、電池資源の確保が急務となっている。世界の自動車大手もEVシフトを強めるなか、交渉窓口を集約して安定調達につなげる」(同)という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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