FIXERは朝高の後ダレるが8%高を保ち5日ぶりに反発、マイクロソフトの生成型AIでの新サービスを好感

株式市場 銘柄

■行政窓口や観光案内、チャットで商品に誘導、など

 FIXER<5129>(東証グロース)は4月26日の後場、8%高の1817円(142円高)で始まり、朝方の一時16%高(275円高の1950円)に比べるとダレ模様だが、前取引日までの4日続落から5日ぶりに大きく反発する相場となっている。25日にマイクロソフトの生成型AI『Azure OpenAI Service』を活用したエンタープライズGPTプラットフォーム『GaiXer』の提供開始を発表し、26日朝は買い気配で急伸する場面があった。

 発表によると、今回提供を開始する『GaiXer』の想定活用事例としては、以下のような事例があるとした。

・行政ヘルプデスク:自治体サイトやマニュアルなどを学習し、行政サービス窓口や観光案内を提供。マスコットなどに合わせて口調や性格を調整し、愛されるエージェントを設計。      

・eコマース:過去の売上データなどを学習し、ユーザーが最も求める商品にチャットで誘導。検索のストレスからユーザー様を開放し、商談や購入転換率の高いUX体験を実現。

・コンタクトセンターの一次対応:マニュアル・FAQ等を学習し、お客様の求める回答を提案。IVRに代わり一次対応をGaiXerが行うことで、オペレーション効率を改善。

・組織の業務効率化:Microsoft365等の外部サービスと連携し、スケジュール調整や経費精算等の事務作業を支援。メール誤送信や添付ミスの指摘など、インシデントの防止機能を提供。

・従業員向けトレーニングツール:カタログ等の公開資料やマニュアルの社内資料を学習しスキルアップの機会を提供。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る