【株式市場】日経平均は129円安、選別色強くメガバンクは三井住友FG以外軟調

◆日経平均は2万9113円33銭(129円49銭安)、TOPIXは2086.85ポイント(10.70ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億3328万株

 5月10日(水)前場の東京株式市場は、軒並み好決算となった大手商社株が三菱商事<8058>(東証プライム)を除いて軟調となり、メガバンクは三井住友FG<8316>(東証プライム)を除いて軟調など、銘柄選別色の強い展開となった。日経平均はNY株の全般反落もあり53円安で始まった後ジリ安傾向を続け、午前11時過ぎに158円74銭安(2万9804円08銭)まで下押し、前引けも軟調。TOPIXも安い。

 山田コンサルティンググループ<4792>(東証プライム)が今期も連続2ケタ増益予想の好決算を受けストップ高。セルシス<3663>(東証スタンダード)は第1四半期の大幅増益などで2日連続大幅高。Waqoo<4937>(東証グロース)はプロテインの新製品など手がかりに値幅狙いの買い再燃とされ再びストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億3328万株、売買代金は1兆5174億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は450銘柄、値下がり銘柄数は1314銘柄。

 東証33業種別指数は7業種の上げにとどまり、鉄鋼、卸売り、鉱業、倉庫運輸、小売り、石油石炭、銀行、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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