【株式市場】米国の利上げが気になり日経平均は小動き膠着だが新規上場株などは強い

株式

◆日経平均の終値は1万9577円38銭(32円12銭安)、TOPIXは1571.31ポイント(3.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億5020万株

 15日後場の東京株式市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表が日本時間の深夜に予定され、利上げ幅や年内の実施予定回数などを見極めたい雰囲気が漂い、日経平均は70円安の1万9540円から30円安の1万9580円の間で40円幅の小動きとなった。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均も安い。

 材料株や好業績株を物色する傾向が一段と強まり、神戸物産<3038>(東1)は14日発表の第1四半期決算への好感が強まり後場一段高。ラウンドワン<4680>(東1)は引き続き既存店の増勢などが好感され昨年来の高値を更新。さいか屋<8254>(東2)は2月決算への期待があるようで急伸。ストリーム<3071>(東1)は今期の利益V字回復見通しなどが好感されて急伸。アイケイ<2722>(JQS)は2月締めの第3四半期決算に期待とされて急伸。

 15日、新規上場となったファイズ<9325>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段の2875円の買い気配(公開価格1250円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は16億5020万株(前引けは7億5698万株)、売買代金は1兆6778億円(同7256億円)。1部上場2004銘柄のうち、値上がり銘柄数は420(同420)銘柄、値下がり銘柄数は1461(同1408)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは5業種)が値上がりし、値上がりした業種は、海運、保険、その他製品、輸送用機器、小売り、その他金融、銀行、食料品、だった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る