クリナップ、規格製品で最高級グレードのシステムキッチン『CENTRO(セントロ)』をモデルチェンジし6月1日より受注を開始

■機能や使い勝手は高いまま超高級オーダー品の世界観も体現

 クリナップ<7955>(東証プライム)が日本で初めて「システムキッチン」を発表してから、今年・2023年は発表50年目になる。そのクリナップが、特注のオーダーキッチンを除く規格製品の分野では同社として最高級グレードのシステムキッチン『CENTRO(セントロ)』をモデルチェンジし、6月1日より受注を開始する。今回、同シリーズでは初の女性開発リーダーがチームを率いたとのことで、高級グレードのシステムキッチン市場で起きている新たな要望、潮流に対応する。

■今回、シリーズ初の女性開発リーダーが率い、憧れと理想を形に

 同社によると、近年、システムキッチンに対する要望・需要の新たな潮流として、より上位の超高級グレードであるオーダーキッチンを望む層と規格品の高級グレードを望む層との要望に「重なる部分が増えてきた」(竹内宏・代表取締役社長執行役員=写真)という。

 このため、要望の重なる部分に対応し、ズバリ需要に応えられる製品として、このたび、規格品の中で最高級グレードの『CENTRO(セントロ)』をモデルチェンジすることとなった。

 扉カラーなども刷新。全40色の扉色と、8種類の取手タイプ、4素材25種のワークトップの組み合わせで、憧れのインテリアを実現した。

 『CENTRO(セントロ)』のモデルチェンジは、2018年のブランド刷新から初の大規模なモデルチェンジになる。新『CENTRO(セントロ)』は、機能や使い勝手は高いまま、オーダー品の世界観を取り入れ、洗練されたデザインなどとともに、新たなポジショニングの確立を目指す。機能の優位性はそのままに、洗練された印象を高めることで、独自の付加価値ブランドを築き上げる製品として誕生した。

 今回、シリーズ初の女性開発リーダーがチームを率い、「憧れを、よろこびに変える。」のコンセプトのもと、高品質と洗練されたデザイン、そして使う人のことを考えた機能を充実させ、一人ひとりの憧れと理想を形にした。

■洗練された印象を実現する3つのポイント

【『塊感(かたまりかん)』のあるデザイン】
 ワークトップ、シンク、扉カラーを大幅刷新。特にセラミックワークトップに「鏡面仕上げ」と「木目柄」を追加。扉面、ワークトップ面、側面を合わせることで、洗練された『塊感』のあるデザインを実現。
【空間の統一感】
 ワークトップ素材でキッチンから一体的につながり、統一感を広げるダイニングテーブルや、ワークトップと同じセラミックを使ったサイド化粧板を導入。
【ブランド機器】
 2018年から導入し好評の海外ハイブランド『ミーレ』の食器洗い乾燥機に続き、今回はSNS上でも人気のハイブランド水栓をラインナップ。

 さらに、主な新アイテムとして、独自開発の新素材(人工大理石)「フォルテックス」、の採用、独自技術「ダーク美コート」による「ステンレスワークトップダーク色」の登場や、新型「流レールスクエアシンク」の採用など、数々の新機軸が盛り込まれている。たとえば、

【硬質アクリル系人工大理石「フォルテックス」】
 従来の人工大理石「アクリストン」よりさらに硬度を上げ、丈夫さが増した新素材・硬質アクリル系人工大理石「フォルテックス」をワークトップや、シンクに展開。特にシンクはセラミックワークトップとの組み合わせも可能。一体感のあるコーディネートが実現する。

【独自技術の「ダーク美コート」によるワークトップ『バイブレーションダーク』】
 従来の美コートと同等の親水性や耐久性を持ちながら発色できる、新しいコーティング材とコーティング技術を開発。従来のステンレスより落ち着いた色味で、空間に馴染みやすい質感のステンレスでありながら、汚れが付きにくく落としやすい、高機能ワークトップ。

【新標準シンク「流レールスクエアシンク」】
 無駄な曲線を取り除いたシャープな印象の新型「流レールシンク」。排水口までの一体成型のプレスシンクとしては業界最小の角R(シンクコーナー部の半径)を実現。

【憧れのハイブランド水栓】
 グローエ製、ハンスグローエ製の水栓を導入。キッチンの『塊感』や空間の統一感を実現し、アクセントとして、より引き立つ。
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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