【株式市場】日経平均は232円高、年初来の高値を更新、好決算銘柄など強い

◆日経平均は2万9359円43銭(232円71銭高)、TOPIXは2094.72ポイント(11.63ポイント高)、出来高概算(東証プライム)はSQ算出に伴う売買が加わり8億4592万株

 5月12日(金)前場の東京株式市場は、神戸製鋼<5406>(東証プライム)や日産自<7201>(東証プライム)、三菱紙<3864>(東証プライム)、ウシオ電機<6925>(東証プライム)、住友不<8830>(東証プライム)などが活況高となり、前日に発表した3月決算や今期見通しなど好感されたほか、G7(7か国首脳会合)での戦略産業保護に向けた動きなどへの期待から東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株も高い。日経平均は72円高で始まったあと次第高となり、281円34銭高(2万9408円06銭)まで上げて年初来の高値を5日ぶりに更新した。

 SANKO MARKETING FOODS<2762>(東証スタンダード)が6月決算の一段拡大期待などで一段高となり、アプリックス<3727>(東証グロース)は第1四半期決算が好感されてストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は朝のSQ算出に伴う売買が加わり8億4592万株、売買代金は2兆793億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は894銘柄、値下がり銘柄数は857銘柄。

 東証33業種別指数は21業種が値上がりし、パルプ紙、精密機器、ゴム製品、輸送用機器、その他製品、不動産、食料品、電力ガス、鉄鋼、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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