インテリジェント ウェイブ、内部情報漏えい対策ソリューションをクラウドで手軽に導入できる「CWATクラウド」の提供開始

 インテリジェント ウェイブ(IWI)<4847>(東証プライム)は5月19日、内部情報漏えい対策ソリューション「CWAT」の管理サーバーをSaaS提供するクラウド版「CWATクラウド」を2023年5月19日から提供開始すると発表。

 「テレワークの普及」や「転職者数の増加」に伴い、企業の競争力や信頼性に関わる重要な顧客情報、知的財産(知財)などの情報漏えいのリスクが高まっており、情報漏えい対策のニーズは依然として多い状況。その一方でシステム管理の人材不足が課題となっている。

 CWATクラウドは、従来のソフトウェア提供と比べ、導入期間やトライアル期間の大幅な短縮だけでなく、顧客のサーバーの調達やメンテナンスのコスト、管理の負担を削減し、企業の競争力や信頼性に関わる重要な情報の漏えいを監視し制御する。

 また、クラウド化に伴いセキュリティ機能を強化し、VPNを利用しなくてもインターネットを介したセキュアな通信を実現している。

 クラウド版の提供によって厳格なセキュリティ対策と利便性を両立し、引き続き、顧客満足度向上とカスタマーサクセスの活動を推進していくとしている。

【IWIについて】

 IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティ(※) を支えるITサービス会社。

 ペイメント決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発・構築・保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得している。また自社開発の内部情報漏洩対策製品をはじめ、海外の先進的なソリューションを国内に紹介普及させていく情報セキュリティ対策事業も、その領域を大幅に拡大させている。

 また、「次代の情報化社会の安全性と利便性を創出する」を経営理念に、高速、安全、高品質で利便性の高いIT基盤を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援している。2022年4月から東京証券取引所プライム市場に移行している。

※ビジネスリライアビリティ:顧客事業の信頼性および当社事業の信頼性を高め続けること(同社の造語)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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