【銘柄フラッシュ】好業績のストリームなど急伸し秋田銀行は自社株買いで高い

25日は、日経平均ベースでの大幅安が連続6日目とあって、トヨタ自動車<7203>(東1)が売買開始後に4.9%安の6650円(344円安)を下値に切り返し、前引けにかけて2.9%高の7196円(202円高)まで上げたが、後場は模様ながめに転じて売り先行となり、大引けは3.9%安の6725円(269円安)。いぜん中国株式の動向に不透明感が強く、日経平均構成銘柄の多くはトヨタと同様に富士山型の値動きとなり前場上昇・後場下落となった。

任天堂<7974>(東1)はドイツ証券が21日付で目標株価を2万2300円から3万200円に引き上げたことなどが蒸し返されて一時7.5%高まで上げ、大引けも2.6%高。コロプラ<3668>(東1)は「白猫プロジェクト」の累計4900万ダウンロード突破などを評価し直す様子になり、大引けで7.7%高と大きく反発し、ナカバヤシ<7987>(東1)は高業績を再評価などとされて7.1%高、リズム時計工業<7769>(東1)は自社株買いの上限拡大などが好感されて7.4%高。また、メガバンクが大引けにかけて軟化した半面、秋田銀行<8343>(東1)は地銀には珍しく自社株買いを発表して5.4%高。

ストリーム<3071>(東マ)は業績予想の大幅増額が好感されて33.1%ストップ高となり、BEENOS<3328>(東マ)は子会社のショップエアラインが「イーベイ」の日本公式サイト「セカイモン」を運営することなどが思惑視され20.5%ストップ高。Aiming<3911>(東マ)マーベラス<7844>(東1)と共同開発したオンラインゲームのアジア地域への配信拡大が言われて15.2%高となり、ビューティガレージ<3180>(東マ)は7月締めの第1四半期決算発表が9月7日のため期待強まるようで7.5%高。テラスカイ<3915>(東マ)はキヤノングループとの代理店提携などが引き続き好感されて7.0%高と急反発。朝日ラバー<5162>(JQS)は新工場建設などが言われて15.5%ストップ高となった。

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