「2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー」決定、総合大賞はスバル「フォレスター」

■S:HEV採用で進化したフォレスター、安全性と走行性能の総合力を評価

 12月4日、一般社団法人日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、横浜市都筑区のBosch Forum Tsuzukiで「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考結果を発表した。総合大賞にはSUBARU<7270>(東証プライム)の「スバル フォレスター」が選出された。同車は走行性能、実用性、快適性、オフロード性能、安全性を高い次元で両立し、S:HEV採用による環境性能の進化や、アイサイトXなど先進運転支援機能の充実が高い評価を得た。得点は1149点で首位となり、ホンダ「プレリュード」やトヨタ「クラウン(エステート)」を抑えた。

■「ID.Buzz」がインポート・デザインの二冠、革新性とヘリテージ性を両立

 インポート部門とデザイン部門では、フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社の電気自動車「ID.Buzz」が二冠を達成した。同車はBEVのフルサイズミニバンとして国内市場で唯一の存在であり、電気自動車ならではの広い室内空間や高い完成度が支持を集めた。さらに、往年の「ワーゲンバス(Type2)」のヘリテージを現代的に再構築したエクステリアが高く評価され、デザイン部門では368点で首位を獲得した。ミニバンの新カテゴリーを切り開いた点も注目された。

■テクノロジー賞はポルシェ911、特別賞はPEC東京とSTMOが受賞

 テクノロジー部門では、ポルシェジャパン株式会社の「ポルシェ 911 カレラ GTS」が受賞した。同車に初採用されたハイブリッドシステム「T-Hybrid」は、運動エネルギーだけでなく熱エネルギーをも回生するモータースポーツ由来の先進技術であり、電動化=エコという既成概念にとらわれない新たな方向性を提示した点が評価された。スポーツカーとしての走りを損なわず環境性能を高めた技術力が支持され、得点336点で部門首位となった。

 実行委員特別賞は二つ授与された。一つは、地域連携や若年層育成に取り組む「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」であり、スポーツカー文化のプラットフォームとして地域と人を結びつける役割が評価された。もう一つは、一般社団法人スーパー耐久未来機構(STMO)と国内メーカー各社が進める未来志向のモビリティ開発である。2021年に創設された「ST-Qクラス」での試作車実証や、カーボンニュートラル燃料・水素燃料の活用、さらに2025年に新設された日米モータースポーツ交流「ST-USAクラス」など、技術革新と国際交流を兼ね備えた取り組みが高い評価を得た。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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