ウェザーニューズとオムロン、大雨や強風を1分毎に観測する、新型気象IoTセンサー「ソラテナPro」を開発

■気候変動による災害リスクの低減で、持続可能な社会づくりに貢献

 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)とオムロン<6645>(東証プライム)は5日、新型気象IoTセンサーを開発、ウェザーニューズより「ソラテナPro」として7月5日から発売すると発表。

 「ソラテナPro」は、気温・湿度・気圧・雨量・風向・風速・照度の7つの要素を1分毎に観測する小型の気象IoTセンサー。「ソラテナPro」は、センサー開発を得意とするオムロンと予報精度No.1の技術を誇るウェザーニューズが、両社の強みを活かして共創し開発した。同製品は、オムロンのセンシング技術によって雨風のセンサーの性能を高めており、災害リスクが高まる雨量50mm/h、風速50m/sの大雨・強風を観測することができる。

 ウェザーニューズは、「ソラテナPro」を3500万ダウンロードのお天気アプリ「ウェザーニュース」と連携し、SaaS型の新たなソリューションとして展開する。これにより、観測データと天気予報や雨雲レーダー、停電リスク予測など有料機能を含む様々なコンテンツを「ウェザーニュース」アプリ1つでシームレスに確認できる。また、観測された気温・雨量・風速が設定値を超えた場合は、プッシュ通知で知らせることで、災害リスクの検知と迅速な対応に役立つ。さらに、PC版も用意しており、過去の観測データをダウンロードして当時の気象と被害状況を分析することも可能。

 「ソラテナPro」は、高性能のIoTセンサーで現場の気象を見える化し、アプリを通して気象の変化をすばやく伝えるため、農業・建築・ドローン・物流・スポーツ・電力・食品小売・アパレルなど業界を問わず企業の安全対策や生産性向上などにご活用できる。ウェザーニューズとオムロンは、「ソラテナPro」を通してデジタル化社会の促進や災害リスクの低減を支援することで、持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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