エスプール、宮崎県西都市とゼロカーボンシティの実現に向けた包括的連携協定を締結

■持続可能な発展や地域資源を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始

 エスプール<2471>(東証プライム)は4日、宮崎県西都市(市長:橋田 和実)と包括的連携協定を締結し、同市の持続可能な発展や地域資源を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始すると発表。

■協定の背景および目的

 同社は、企業の温室効果ガス(GHG)排出量の算定や環境情報の開示支援を行う子会社、ブルードットグリーン株式会社のノウハウを活用し、自治体を対象にした脱炭素社会への移行支援のコンサルティングサービスを全国で展開している。

 一方、西都市は持続可能なまちづくりを目指して、資源の循環やエネルギーの有効活用に注力しており、市内の豊かな環境の保全活動を行っている。

 このような中、同社は西都市と包括的連携協定を締結し、同市のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。同社では、2024年3月までに20以上の自治体との連携を目標としており、今回の西都市は全国で6件目、宮崎県では5件目の提携となる。

■業務連携の内容

 同提携では、西都市の持続可能なまちづくりを目指し、ゼロカーボンシティ実現に向けた計画策定と実行の支援を行う。CO2排出量等の算定や削減に向けたロードマップの策定、農畜産業が盛んな同市の資源を生かした畜産バイオマス等の活用検討、市民及び市内事業者への環境活動に対する普及活動などを行っていくことで、西都市の持続可能な社会への移行を促進していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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