クレスコ、ホテル従業員の業務を効率化する「部屋割り最適化ツール」のプロトタイプを開発

■「部屋割り最適化ツール」のプロトタイプを開発

 クレスコ<4674>(東証プライム)と、九州・東京・京都に展開するJR九州ホテルズは3月13日、2023年2月に「数理最適化手法(※)を用いたホテル部屋割り最適化」の実証実験を行い、部屋割り最適化ツールのプロトタイプを開発したと発表。

※数理最適化手法:膨大な数の選択肢の中から利益を最大化する組み合わせを見つけ出す手法

 ホテルの部屋割り作業は、繁忙期であれば1日あたり数時間を要する作業であり、従業員の負担が課題となっている。この課題に対してJR九州ホテルズは、「従業員の業務負担や人員削減のためのサービスや社内ツールの検討」「デジタル技術活用による機会損失の低減」に取り組んでいる。

 そこで同社は2022年7月、九州旅客鉄道(JR九州)が主催するビジネスコンテスト「Quest for the best」を通じて、JR九州ホテルズに当社のこれまでの知見をもとにした「数理最適化手法による部屋割り業務の自動化・高度化」を提案し、実証実験を行うこととなった。2022年12月までに実施した実証実験を基に、2023年2月、部屋割り最適化ツールのプロトタイプを開発した。

 今後、同ツールの実用化、JR九州ホテルズへの全社展開を目標に、本格導入に向けた開発を進めていく。最終的には、部屋割り業務にかかる時間をJR九州ホテルズ傘下ホテルの総計で年間1,200時間(現状の業務時間の30%)削減することを目指している。

 近年、ホテルの部屋割り業務やシフト管理など複雑な組み合わせを要する業務に、数理最適化を活用する企業が増えてきている。同社は今後も、培ってきた知識や技術を用いて顧客のデジタル変革(DX)を推進し、社会の発展に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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