トリプルアイズが再び出直る、ゼロフィールド社の子会社化に関する解説動画をアップし改めて注目再燃

■AI技術力の向上やマーケティング網の相互活用を図る

 トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は8月1日、反発基調となり、午前11時過ぎに5%高の764円(36円高)まで上げ、再び上値を指向している。7月27日にAI・ビッグデータ関連システム開発・運用、データセンターの構築などを行う株式会社ゼロフィールド(東京都港区)の100%子会社化を発表し、31日にその解説動画を同社ホームページに掲載、改めて注目材料視された。子会社化にともなう株式譲渡実行日は2023年9月1日の予定。

 発表によると、ゼロフィールドは、AI・ビッグデータ関連システム開発・運用事業、GPUサーバーの販売・運用事業、データセンターの構築・販売・運用事業を展開しており、現在では、国内外に合計7拠点のデータセンターを構え、独自の開発技術で電機効率の改善や再生エネルギーの活用など、環境へも配慮したサービス展開を行っている。同社が取り扱うGPUサーバーの活用による画像認証の精度や速度の向上など、AI技術力の向上が見込まれることや、営業・マーケティング網を相互活用することによる営業上のシナジー効果が見込まれる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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