【注目株】ラクオリア創薬が後場一段高、「胃食道逆流症治療薬」の中国向けライセンスを発表

■現在の第一選択薬とは異なるメカニズムのため新治療薬の期待

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は6月25日の後場一段と強含んで始まり、後場の取引開始後は5%高の1194円(56円高)まで上げて出直り拡大となっている。同日付で、「胃食道逆流症治療薬tegoprazanの中国における注射剤開発に関するサブライセンス契約のお知らせ」を発表し、注目が強まった。

 発表によると、Tegoprazanは、同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(Potassium-Competitive Acid Blocker : P-CAB)と呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤。P-CABは、胃食道逆流症治療の第一選択薬であるプロトンポンプ阻害剤(PPI)とは異なるメカニズムで、PPIよりも速やかに、かつ、持続的に胃酸分泌を抑制することから、PPIに代わる新しい酸関連疾患治療薬となることが期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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