【株式市場】日経平均は114円高、4日ぶり反発、後場は主力株の多くが一進一退に転じる

◆日経平均は3万1565円64銭(114円88銭高)、TOPIXは2241.49ポイント(4.20ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億68万株

 8月21日(月)後場の東京株式市場は、前場活況だった自動車株や半導体関連株は上げ一服模様に転じ、百貨店株も一進一退。大手商社株は軟化する銘柄を交えて値動きが重くなった。中で、キユーピー<2809>(東証プライム)などは中盤にかけて一段と上げたが、一段高は少数にとどまった。日経平均は13時頃まで上げ幅200円台を保ち、以後は次第に値を消し、大引けは4日ぶりの反発だがダレ模様で終わった。

 後場は、ジェイ・エス・ビー<3480>(東証プライム)が高齢者住宅事業の伸びと好環境など伝えられ急伸。ヤマイチ・ユニハイムエステート<2984>(東証スタンダード)は13時頃に一時急伸し3Dプリンター住宅会社との提携など好感。エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)はチャットGPTを活用した新サービス発表など好感され一段高。ANYCOLOR<5032>(東証グロース)はレトルトカレーを核とするカレーグッズ発売など材料視され一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億68万株(前引けは5億5199万株)、売買代金は2兆5854億円(同1兆3284億円)。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1177(前引けは1508)銘柄、値下がり銘柄数は587(同282)銘柄。

 東証33業種別指数は25業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、鉱業、不動産、小売り、サービス、精密機器、倉庫運輸、鉄鋼、その他金融、医薬品、情報通信、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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