【株式市場】日経平均は135円安、後場は小動きに終始するが主力株は個別に強い

◆日経平均は2万8794円50銭(135円83銭安)、TOPIXは1992.59ポイント(1.93ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億2087万株

 8月22日(月)後場の東京株式市場は、第一三共<4568>(東証プライム)や小野薬品<4528>(東証プライム)が一段ジリ高となり、各々アストラゼネカやブリストルマイヤーズとの新薬開発への期待など言われ、三菱重工<7011>(東証プライム)は防衛予算増や兵器開発などで一段堅調。自動車株は日産自<7201>(東証プライム)が一時堅調などで、濃淡あるが強い銘柄が目立った。日経平均は115円安で始まり、大引けまで2万8800円前後を上値に小動きを続け、2日続落となったが底堅かった。

 後場は、戸田工業<4100>(東証プライム)が第1四半期の利益進ちょく率などを評価し直され一段ジリ高。ビーロット<3452>(東証プライム)は第2四半期の大幅増益など再注目とされ一段高となり高値更新。タカチホ<8225>(東証スタンダード)は第1四半期の黒字転換を買う相場の二段上げ局面とされ出直り拡大。日本色材工業研究所<4920>(東証スタンダード)はユーロ安の恩恵など言われて2日連続出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は9億2087万株(前引けは4億7729万株)、売買代金は2兆1256億円(同1兆1196億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は798(前引けは720)銘柄、値下がり銘柄数は956(同1034)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油石炭、医薬品、保険、電気機器、卸売り、建設、精密機器、倉庫運輸、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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