ラバブルマーケティンググループの子会社DXディライト、SalesforceのAI製品「Salesforce Einstein」を活用したコンサルティングサービスを開始

■BtoB営業の業務効率化と、次に取るべき最善策を提案できる仕組みを構築

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)の子会社で、企業のDX支援を行うDXディライトは21日、SalesforceのAI(人工知能)製品である「Salesforce Einstein」を活用したコンサルティングサービスを開始したと発表。その第一弾として企業の営業担当者向けに、「Salesforce Einstein」の1つである「Sales Cloud Einstein」を活用したサービスを提供する。

■営業における課題とDXディライトのサービス

 企業の業務アプリケーションへの投資意欲はコロナ禍以降の2022年から上昇しており、特にCRM・SFAの分野では、他の分野よりも高い割合で利用されている(※1)。システム導入で業務効率が進む一方で、「見込み客の創出」「商談の創出」「売上見込の予測」は担当者の経験則で行われることが多く、DXディライトのお客様においてもその精度に課題を感じている例は少なくない。

 「Sales Cloud Einstein」は過去のマーケティングから商談化の実績、商談から受注の実績を分析し、商談につながる確率が高い見込み顧客や商談を予測する。そのため担当者の経験則よりも的確な結果が期待できる。DXディライトは「Sales Cloud Einstein」の実装と活用について、伴走型で支援する。

■今後のサービスの領域の拡大

 DXディライトは下記領域を対象に、SalesforceのAI製品を活用したコンサルティング支援を順次拡大していく。

●カスタマーサービス領域:AIによるオペレーションのレコメンデーション・予測等
●BI・ダッシュボード領域:データ分析や売上予測へのAI活用
●生成AI領域:Salesforceユーザーに対してパーソナライズされたコンテンツを生成

 DXディライトが提供するSalesforce導入支援サービスでは、顧客の状況や課題に合わせ、Salesforce製品と、連携する様々なツールの導入から活用を支援している。今後もDXディライトでは、企業のDX化を支援することを通じて、DXによって生まれる「よろこび」を届けていくとしている。

<参考|AIに関する市場動向>

 有限責任あずさ監査法人の調査によると、DX先進企業の93%はDX戦略を経営ビジョンの柱の一つとして掲げている。

 また、「DX推進のために重要なデジタル技術はAI(人工知能)」と80%の企業が回答している。ChatGPTに代表される生成AIついても40%近い回答が得られており、DX先進企業からのAIに対する高い関心が伺える。

※1 CRM・SFAの利用率拡大
 矢野経済研究所の調査によると、企業の業務アプリケーションへの投資意欲はコロナ禍以降の2022年から上昇しており、特にCRM・SFAの分野では、他の分野よりも高い割合で利用されていることがわかった。

■株式会社DXディライトについて

 リード獲得から顧客化まで、企業のマーケティングや営業領域のDX支援を一貫してサポートするエージェンシーである。マーケティングオートメーション(MA)ツールやSFA、CRMの3つのクラウドツールを用いて、顧客の経営課題に沿った戦略策定やプロセスの設計、最適なテクノロジーの選定、運用サポートまでをワンストップで支援している。

■株式会社ラバブルマーケティンググループについて

 「人に地球に共感を」をパーパスとし、現代の生活者の情報消費行動に寄り添う共感を重視した愛されるマーケティング(Lovable Marketing)を推進するマーケティング企業グループである。「最も愛されるマーケティンググループを創る」をグループミッションに、マーケティングの運用領域を主軸として事業展開をしている。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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