トビラシステムズ、処理水放出による海外からの迷惑電話をまとめてブロック、海外電話を国別でブロックする新機能の提供を開始

■クラウド型ビジネスフォン「トビラフォン Cloud」でも海外電話ブロック機能の提供決定

 トビラシステムズ<4441>(東証プライム)は7日、ALPS処理水の海洋放出開始後、海外から国内へ着信する迷惑電話が急増している状況を受け、同社が提供する法人向け迷惑電話対策サービス「トビラフォン Biz」で、海外からの電話を国別に一括でブロックする新機能を2023年9月7日から提供開始したと発表。

 「トビラフォン Biz」の新機能は、管理画面から拒否したい国番号を設定すると、その国番号からの着信を全て拒否できる。現在、全国的に急増し問題となっている中国からの嫌がらせやいたずら等の迷惑電話をまとめてブロックでき、法人の円滑な業務遂行に寄与する。

■海外電話を国別で一括拒否する新機能、9月7日より提供開始

 2023年8月24日にALPS処理水の海洋放出が開始されて以降、海外から国内への苦情・嫌がらせ・いたずらと思われる電話が急増している。特に法人において、迷惑電話により業務への支障が深刻化している事象が全国的に散見されている。同社のサービス利用者においても、官公庁や教育機関、医療機関などで特に中国からの迷惑電話着信の急増が観測されている。

 同社サービス利用者および検討者からも多数の問い合わせがあり、同社が提供する法人向け迷惑電話対策サービス「トビラフォン Biz」で、海外からの電話を国別に一括でブロックする新機能の緊急リリースに向けて対応を行ってきた。同機能については、2023年9月7日から提供開始する。

 なお「トビラフォン Biz」は海外からの迷惑電話被害を軽減できる代表的なサービスとして、総務省より周知されている。

■「トビラフォン Biz」について

 オフィス電話に必要とされる便利な機能を1台に集約したビジネスフォン向け製品である。トビラシステムズ独自の迷惑情報データベースをもとに、悪質営業電話や迷惑FAXなどを一括でブロックする「迷惑電話対策」、聞き逃しや顧客とのトラブル防止に役立つ「通話録音システム」、通話履歴や電話帳などの管理がクラウド上で可能な「集中管理システム」など、ビジネスに必須の機能が搭載されている。

■クラウド型ビジネスフォン「トビラフォン Cloud」でも海外電話ブロック対応を決定

 同社が提供するクラウド型ビジネスフォン「トビラフォン Cloud」においても、海外からの電話を国別に⼀括でブロックする新機能のリリースを決定した。現在、新機能の提供に向けて開発を進めている。「トビラフォン Cloud」における新機能の提供開始日については、決定次第改めてお知らせするとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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