ハブは後場一段と強含む、ラグビーW杯の開幕を機に業績回復に弾みつけたいところ

■第1四半期はコロナ前の82.5%まで回復、株価は1000円のカベ突破を狙う

 ハブ<3030>(東証プライム)は9月8日、朝方の919円(1円安)を下値に次第高となり、後場は一段と強含んで13時30分過ぎには7%高に迫る981円(61円高)まで上げて出直りを強めている。英国風居酒屋などを展開し、スポーツ観戦イベントな度を開催。欧州時間の9月8日、4年に1度のラグビーワールドカップ2023フランス大会(ラグビーW杯フランス大会)が開幕することを受け、集客効果への期待が再燃している。

 第1四半期決算(2023年3~5月)の売上高は前年同期比61.6%増加し、コロナ前(2020年2月期)の82.5%まで回復した。今期・2024年2月期は営業、経常利益を4期ぶりに黒字化する見込みとするなどで完全黒字化を見込む。株価はここ1か月ほど1000円前後で上値を抑えられる相場が続いているが、テクニカル的にはこうした抵抗帯を突破すれば一段高に発展する可能性があるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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