スマレジは調整しても移動平均で切り返し押し目買い旺盛の見方、業績上ブレ期待強い

業績でみる株価

■第1四半期はサブスクリプション拡大などで売上高48%増加

 スマレジ<4431>(東証グロース)は10月13日、次第に強含む相場となり、午前10時にかけて4%高の2870円(112円高)まで上げて再び出直りを強めている。9月13日に発表した第1四半期決算の大幅増益が好感され、翌14日に14%高の2930円まで上げて戻り高値を更新。以後、調整しても25日移動平均のあたりで切り返して出直る相場が続いている。好業績をベースに押し目買い旺盛な好展開との見方が出ている。

 第1四半期決算(2023年5~7月)は、サブスクリプション売上高の拡大と粗利率の改善により、売上高が前年同期比48.4%増加し、営業利益は2.2倍となるなど大幅に拡大した。決算説明でも「1Q営業利益が通期計画に対して44.9%の進捗」と第1四半期の快進撃に言及した。4月通期の予想は据え置いたが、株価の押し目買い動向などから、業績上ブレ期待は衰えていないと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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