16日上場のJapan Eyewear Holdingsは初値1271円の後もしっかり

■世界的なメガネ生産地「福井・鯖江」を発祥に国際展開

 11月16日新規上場となったJapan Eyewear Holdings<5889>(東証スタンダード)は、取引開始後まもなく1271円(公開価格は1360円)で初値をつけ、1318円まで上げる場面を見せて午前10時を過ぎては1190円前後で売買されている。

 眼鏡の製造・販売を主な事業とする連結子会社6社の持株会社で、連結売上高のうち、約6割を金子眼鏡(株)の「金子眼鏡」グループが、約4割を(株)フォーナインズ「フォーナインズ」グループが占めている。

 金子眼鏡グループは、眼鏡産地「福井・鯖江」をコンセプトとして、クラシックなデザインを中心としながら、年齢・性別を問わず全てのユーザーに寄り添った商品展開を行っている。眼鏡の世界三大産地と言われる鯖江に自社工場3拠点を有し、主に自社で製造。直営店舗80店(国内77店舗、フランス2店舗、中国1店舗、2023年9月末時点)を運営している。設立は2019年7月。

 業績見通し(2024年1月期・連結、IFRS、会社発表)は、売上収益130億90百万円(前期比22.1%増)、営業利益は35億41百万円(同59.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は18億97百万円(同547.8%増)を見込む。調整後1株利益は105円81銭。配当も年17円を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る