日本板硝子は出直り試す、D証券が投資判断を「3」から「2」に引き上げとされ動意強まる

■仕込み時本格化のもよう、第2四半期決算では通期予想を増額修正

 日本板硝子<5202>(東証プライム)は11月24日、2日続伸基調となり、5%高の678円(33円高)まで上げた後も堅調で下げ止まりから出直りを試す雰囲気を漂わせている。大和証券が21日付で投資判断を「3」から「2」に引き上げたと伝えられている。目標株価は750円を据え置いたとされたが、この場合の受け止め方としては、まだ買い進む段階ではないが、押し目を狙って仕込み玉をためる時期になるようだ。

 第2四半期決算は11月9日に発表し、4~9月累計・連結業績は、売上高が前年同期比11.9%増加し、営業利益は同80.3%も増加した。これを受けて3月通期の利益予想を全体に大幅増額修正し、営業利益は8月に開示した従来予想を20.0%上回る見込みに見直し、親会社所有者に帰属する当期利益は同9.1%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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