セイコーグループが一段高、第1四半期の大幅増益と業績予想の増額を連日好感

■約6か月ぶりに5000円台を回復

 セイコーグループ<8050>(東証プライム)は8月13日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の5320円(390円高)まで上げ、今年1月につけた年初来の高値5450円に迫っている。8月8日に第1四半期(2025年4~6月)連結決算と業績・配当予想の増額修正を発表し、翌取引日の12日は14%高(595円高の4930円)と急伸。13日も一段と上げて好業績を好感する相場となっている。約6か月ぶりに5000円台を回復している。

 第1四半期(2025年4~6月)連結決算は営業利益が前年同期比で60%増加するなど大幅増益だった。ウオッチ事業が国内、海外とも売上高を伸ばし、和光事業も堅調に推移。デバイスソリューション事業は小型電池が医療向けを中心に大きく伸び、インクジェットヘッドも増加した。3月通期の連結営業利益は前回予想を4.4%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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