MSOLは買い気配のままストップ高、10月決算の営業利益3倍、大幅増配など好感

■次年度から決算期を12月に変更へ

 MSOL(マネジメントソリューションズ)<7033>(東証プライム)は12月15日の前場、気配値のまま急伸してストップ高の3090円(500円高、19%高)に達し、そのまま買い気配を続けてまだ始値がつかないまま約1か月ぶりに3000円台を回復している。14日の取引終了後に発表した10月決算(2023年10月期)の連結売上高が前期比41.1%増加し、営業利益が約3倍となったことなどが好感されている。23年10月期配当(期末のみ実施)は1株18円(前期比16円の増配)とした。次年度から決算期を12月に変更するとした。

 前10月期は、引き続きDX(デジタル・トランスフォーメーション)が旺盛で、プロジェクトマネジメント手法の活用を紹介・提案することにより、様々な業種・業態の新規顧客を積極的に獲得した。今期・24年12月期の連結業績予想は、売上高を250億円、営業利益を35億円、親会社株主に帰属する当期純利益は24.3億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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