カプコンが後場一段と上げ年初来の高値、引き続き業績予想の増額など好感され選別買い

■シリーズ最新作『バイオハザードヴィレッジ』など好調

 カプコン<9697>(東証プライム)は4月27日の後場、続伸幅を広げ、13時40分にかけて3330円(185円高)まで上げ約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。引き続き21日の16時に発表した業績予想の増額修正などが好感されており、発表後の値動きが強いことなども買い手掛かりの様子。全体相場が外部環境の影響を受けて不安定な中で選別買いが活発との見方が出ている。

 2022年3月期の業績・配当予想の増額修正を4月21日の16時に発表し、連結売上高は21年5月に開示した従来予想を10%上回る1100億円の見込みとし、経常利益は同5.5%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.3%上回る見込みになるとした。シリーズ最新作『バイオハザードヴィレッジ』などが好調。決算発表は5月11日を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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