ネオジャパン、鎌倉市がビジネスチャット『ChatLuck』で生成AI「ChatGPT」の全庁実証実験を開始

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は25日、神奈川県鎌倉市(市長:松尾 崇)がビジネスチャット『ChatLuck』上で生成AI「ChatGPT(チャットジーピーティー)」の全庁での実証実験を2023年12月25日(月)から開始したと発表。

 今回の実証実験では、生成AIを活用した各種業務の効率化および市民サービスのさらなる向上を目的に、鎌倉市が全庁で利用しているビジネスチャット「ChatLuck」の「ChatGPT連携機能」を用いて、生成AIの自治体業務での活用方法を検証する。

 「ChatLuck」の「ChatGPT連携機能」により、個々の職員が生成AIを活用できる環境を提供するとともに、部課・プロジェクトごとに作成したグループチャットに「ChatGPT」を招待することで、職員間の日常のコミュニケーションの中でも生成AIを活用できる環境を提供する。鎌倉市が利用する「ChatLuck」は自治体LGWAN内に構築された専用サーバー上で稼働しており、業務情報が外部に保存・学習されることのない安全な環境下で生成AIを活用できる。

【本実証実験の概要】

・実証期間:2023年12月25日~2024年1月31日
・対象部署:鎌倉市全庁(16部局)
・対象人数:約1,000人
・実験内容:自治体での『ChatGPT』の利活用の検証

【鎌倉市について】

・自治体:神奈川県鎌倉市
・人口:171,517人(令和5年11月1日現在)
・市役所所在地:鎌倉市御成町18-10
・市長:松尾 崇(まつお たかし)

【ビジネスチャット『ChatLuck』について】

 『ChatLuck』は、チャットで個人間やチーム、社内外のコミュニケーションを効率化し、メールの削減、会議の削減など、ワークスタイルの変革に役立つ純国産のビジネスチャットである。クラウドだけでなくオンプレミスでの導入にも対応。一般企業のみならず高い機密性が求められる自治体や金融機関、医療団体など、幅広い顧客が利用している。最新バージョンでは、生成AI『ChatGPT』との連携機能を搭載。組織別や案件別、プロジェクト別など複数のメンバーで構成されるチャットルームに『ChatGPT』を参加させることで、チームでAIの知見を共有する「チームとAIとの協働」を実現する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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