ユーグレナ、パラミロン原末で花粉・PM2.5の肌付着抑制を確認、高機能化粧品原料へ展開

■結晶性粒子構造に着目、外部刺激から肌を守る物理的バリア機能

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は2月2日、医薬部外品・化粧品原料「パラミロン原末(ユーグレナ多糖体)」について、花粉やPM2.5などの微粒子が肌表面へ付着するのを抑制する可能性を新たに確認したと発表した。従来の保湿や炎症抑制といった機能に加え、外部刺激から肌を守る新たな物理的機能が示された。

 パラミロンは、ユーグレナが細胞内に蓄積する希少成分で、β―グルカンの一種に分類される多糖類である。水や油に溶けない平均2~3μmの微細で均一な粒子構造を持ち、同社はこれまで食品分野では免疫バランス維持、化粧品分野では保湿因子増強や炎症抑制などの作用を報告してきた。今回の研究では、結晶性粒子構造と不溶性という特性に着目し、肌表面への物理的影響を検証した。

 前腕部への塗布試験では、パラミロン原末を5%以上配合した条件で、花粉やPM2.5を模した微粒子モデルの付着量が顕著に低減し、洗浄後の残存量も抑えられる傾向が確認された。同社は本成果を「新バイオマスの5F」戦略におけるファインケミカル領域の価値拡大と位置付け、今後、花粉・大気汚染物質から肌を守る高機能化粧品向け原料としての採用拡大を進める方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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