ミズノが急伸、今期末配当85円(従来予想比50円増)など好感されストップ高

■前期比では45円の増配に、高付加価値品がグローバルで拡大

 ミズノ(美津濃)<8022>(東証プライム)は2月9日、急伸して始まった後ストップ高の5060円(705円高、16%高)まで上げ、約5か月ぶりに上場来の高値を更新して初の5000円台に進んでいる。8日の15時に第3四半期決算と通期業績・配当予想の増額修正を発表し、好感買いが殺到した。2024年3月期末配当は1株85円(従来予想比50円増、前期比では45円の増配)とした。

 今期・24年3月期の連結業績予想は、売上高については過去最高だった前年通期実績を想定通り上回る見込みとし据え置いたが、利益面では、注力しているフットボールやインドアシューズなど、付加価値の高い競技スポーツ品の販売がグローバルで拡大してきたこと、オウンドECやアジアでの販売が伸長してきたこと、また、ライセンスビジネスを展開している南米等での販売が好調に推移していることなどで、営業利益は従来予想を10%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.6%上回る見込みに引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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