Jトラストの2月の月次動向は引き続きインドネシアと日本が好調に推移

■日本金融事業の債務保証残高は10か月連続で最高を更新

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)が3月8日午後に発表した2月の月次動向「月次データ推移≪速報値≫」は、引き続き東南アジア金融事業の中核であるJトラスト銀行インドネシアと日本金融事業の好調さが目立ち、貸出金残高や債務保証残高が連続最高を更新した。

 Jトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金残高は前月比2.6%増の25兆1586億ルピアと2か月連続増加し、同じく2か月連続で過去最高額を更新した。2023年11月まで10か月連続増加(10か月連続最高を更新)し、12月に休養した形だったが、1月から再び連続増勢となった。

 日本金融事業も好調を継続し、中核企業である(株)日本保証の債務保証残高は同0.2%増の2242億円となり、10か月連続増加し、同じく10か月続けて最高を更新した。

 韓国・モンゴル金融事業では、JT貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高が同0.1%増加して1兆8442億ウォンとなり、2か月連続増加した。また、JT親愛貯蓄銀行の貸出金残高は同0.1%減の2兆2628億ウォンとなり、前月の2.4%増から微減となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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