SYSホールディングス、さくら情報システムと業務提携、金融DX対応を強化
- 2025/12/12 08:15
- IR企業情報

■レガシー刷新から運用最適化まで一貫支援、金融・エネルギー向け対応力を向上
SYSホールディングス<3988>(東証スタンダード)12月11日、さくら情報システムとの業務提携契約を締結したと発表した。同社グループは成長戦略上重要視する金融・エネルギー関連顧客への対応強化を課題としており、金融分野で実務経験とDX支援ノウハウを持つ同社との連携により、開発体制や人材育成の強化を図る。金融業界ではレガシー刷新や業務効率化、データ活用高度化などICT投資拡大が続き、エネルギー業界でも需給最適化やカーボンニュートラル対応などデジタル化需要が高まっていることが背景にある。
さくら情報システムは50年以上にわたり金融機関の基幹システムを支えてきた実績を持ち、会計・人事給与・金融・BPO・セキュリティなど幅広い領域で高品質なサービスを提供している。両社はこれまでも社会情報インフラ領域のDX支援やシステム開発で協業を進めており、今回の提携によりM&A統合で培った多様な人材基盤と、同社の金融分野の深い知見を組み合わせることで、開発体制強化やDX人材育成、ソリューション共同研究などを加速させる。
提携内容は、金融分野を中心としたDX推進の共同体制構築、金融領域ソリューションの共同研究・開発、技術研修を通じたDX人材育成の3点である。両社はレガシー刷新から業務プロセスのデジタル化、安定運用までを一貫して支援し、顧客企業のDXを加速するとともに社会情報インフラの高度化に貢献する方針である。現時点で業績への影響は軽微と見込まれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















