東芝テックとTOUCH TO GO、無人決済店舗「TTG-SENSE SHELF」を発売、省スペースで多機能な新店舗システム

■利便性とコスト削減を両立

 東芝テック<6588>(東証プライム)とTOUCH TO GOは、新たな無人決済店舗システム「TTG-SENSE SHELF」(ティーティージー センス シェルフ)を2024年6月に発売すると発表。同システムは、省スペース性を活かし、商品棚一本から店舗運営が可能であり、さまざまな業態での導入が見込まれる。また、完全非対面決済を提供し、利便性の向上とオペレーションコストの削減が可能。

 同システムは、商業施設の催事区画や遊休地を活用した売場展開が可能で、オフィスや工場など、従来店舗スペースが確保できなかった場所でも売店運営が実現できる。2月にはJR東日本品川駅で実証実験が行われ、多くの利用者が無人決済店舗での買い物を体験した。

 商品スキャンが不要で、カメラと重量センサーによるリアルタイムな商品取得データを組み合わせた店舗オペレーションを採用。極小スペースでも店舗運営が可能で、専用アプリのダウンロードも不要。現金、交通系ICカード、クレジットカード、バーコード決済など、複数の決済手段に対応している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る