伊藤忠商事、日本初となる固定翼式のドローンの第一種型式認証の申請が国土交通省航空局に受理

■海外企業(Wingcopter社)のドローンとしての申請・受理も日本初

 伊藤忠商事<8001>(東証プライム)と資本業務提携並びに販売代理店契約を締結しているドローンの開発・製造企業であるWingcopter GmbHは3月28日、固定翼式のドローン「W198」の第一種型式認証申請を国土交通省航空局に受理されたと発表。これは、日本初の固定翼ドローンによる申請であり、ドローン配送ネットワーク構築に向けた大きな一歩となる。

 「W198」は、ティルトローター機構を搭載したeVTOL型ドローン。固定翼機でありながらマルチローターのような垂直離発着・ホバリングが可能で、全自動飛行による長距離安定飛行を実現。従来のマルチローター型ドローンでは難しかった、温度管理が必要な血液製剤や長距離での安定移動が可能となる。

 2023年5月には、両社はドローンによる血液製剤輸送の実証実験を行い、有効な物流手段としての可能性を示した。今後は、医療物流や災害対応、インフラ点検など、多様なニーズに対応したサービス提供を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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