【株式市場】前場の日経平均は65円安、国内金利の上昇を受け銀行・保険株など高いが半導体株などは重い

◆日経平均は3万8789円52銭(65円85銭安)、TOPIXは2761.05ポイント(7.45ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億2634万株、

 5月29日(水)前場の東京株式市場は、国内金利の連日上昇を受けて銀行株や保険株が続伸基調となり、第一生命HD<8750>(東証プライム)や三井住友FG<8316>(東証プライム)などが高値を更新し、いよぎんHD<5830>(東証プライム)は船舶向け事業に特色とされて高値更新など地銀も高い。NY株式市場での半導体株高やNASDAQ総合指数の連日最高値などを受け、レーザーテック<6920>(東証プライム)やディスコ<6146>(東証プライム)なども続伸基調で始まったが、半導体関連株は朝高の後軟化する銘柄もあり全体的には重い印象。日経平均は取引開始後に286円62銭高(3万9141円99銭)まで上げたが、国内金利の上昇などを受けて値を消し、午前11時にかけては180円26銭安(3万8675円11銭)まで下落する場面があり、前引けにかけては持ち直して小幅安となった。

 知財譲渡による一時金を発表した科研製薬<4521>(東証プライム)が活況高。リソー教育<4714>(東証プライム)はヒューリック<3003>(東証プライム)による公開買付完了によりヒューリックの連結子会社になったことなど好感され急反発。肥後銀と鹿児島銀などの九州FG<7180>(東証プライム)は金利上昇による銀行・保険株高に加え半導体工場の進出ラッシュの特需があるとされ高値を更新。京極運輸<9073>(東証スタンダード)は運輸業界の再編観測で思惑高の急騰となった相場が半値押しの調整を経て期待再燃とされ3日ぶりに高値を更新。アイズ<5242>(東証グロース)も特許を契機に急伸した相場が半値押しの調整を経て買い再燃とされて一時ストップ高となり3日ぶりに高値を更新。GLOE<9565>(東証グロース)はeスポーツ事業拡大や6月中旬の四半期決算発表に期待と出直り急激。

 東証プライム市場の出来高概算は9億2634万株、売買代金は2兆2990億円。プライム上場1649銘柄のうち、値上がり銘柄数は198銘柄、値下がり銘柄数は1077銘柄。

 東証33業種別指数は7業種が値上がりし、保険、鉱業、銀行、その他製品、精密機器、石油石炭、情報通信、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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