【株式市場】日経平均は反落し208円安、後場寄り後の331円安を下値に回復

◆日経平均は2万8432円64銭(207円85銭安)、TOPIXは1973.81ポイント(4.32ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億8594万株

 12月14日(火)後場の東京株式市場は、衆院予算委員会で野党から自社株買いの規制を促すような質問が出たと昼の時間帯に伝えられ、上限1兆円の自社株買いを来年11月まで実施中のソフトバンクG<9984>(東1)が一段安でスタート。一方、来年6月まで実施中の住友大阪セメ<5232>(東1)は前場上げたまま値を保って推移。半導体株は13時頃には下げ止まる印象。330円82銭安日経平均は一段安で始まったが、取引開始後の330円82銭安(2万8309円67銭)を下値に持ち直した。大引けは反落だが一段戻りを試す場面があった。

 後場は、東京海上HD<8766>(東1)が投資判断や米金利上昇観測などを受け一段と強含み、Gunosy<6047>(東1)はインドの出資先の評価額拡大などで一段高。浅香工業<5962>(東2)はこの冬はスコップの需要が強そうとの見方で反発幅を拡大。リグア<7090>(東1)は一段と強含み大引け後に事業計画・成長可能性に関する事項を発表。ANAP<3189>(JQS)はメタバース関連事業への参入が材料視され2日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は9億8594万株(前引けは4億4488万株)、売買代金は2超3251億円(同1兆654億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は766(前引けは735)銘柄、値下がり銘柄数は1317(同1334)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位は、保険、医薬品、輸送用機器、銀行、食料品、水産農林、パルプ紙、ゴム製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る